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屋根の水密性(雨漏りへの強さ)


 

水密性とは(すいみつせい)

水が密になると書く、水密性とは

水の秘密の性質のことで・・・

 

という皆様に呆れられてしまう冗談は置いといて、

 

ここでの「  」は密封などの、ぴったりと閉ざされている意味で、

屋根において水密性とは、雨水に対しての強さ、防水性をさします。

 

結果として、雨漏りのしにくさと言えます。

 

屋根材の最も重要な機能で、

カナメでは製品の水密性を測るために「 水密試験 」を日々実施しています。

屋根材の水密試験

写真は建材試験センターで実施した、屋根の水密試験の様子です。

 

密閉されたボックス内に、疑似屋根を入れ、気圧を高めた状態で一定量の水を噴霧します。

気圧を高めることにより、水が隙間から入り込みやすい過酷な環境を造っています。

では、屋根製品の「 水密性 」を左右するのはどのようなところがポイントか?

それは、金属屋根では屋根材の「結合部分」となります。

 

 

 

水密性を左右する屋根材の「結合」部分

金属屋根の場合、屋根材を組み合わせる部分は

馳(はぜ)と呼ばれる、折り返しを組み合わせて、キッチリと固定します。

ハゼで雨漏り防止

 

しかし、金属屋根やスレート屋根と呼ばれる屋根材では

難しいポイントがあります。

 

 

 

雨漏りの原因、毛細管現象

ここで問題となるのが「 毛細管現象 」です。

毛細管現象とは、ぴたりと重なった面に水が入り込むと、表面張力の影響で、

水が上の方に浸みていってしまう現象です。

 

金属屋根は表面が滑らかなため、

結合部分の重なった部分で毛細管現象が発生。

雨水が内部にジワリと染みこんでしまい、雨漏りの原因のとなってしまいます。

屋根の毛細管現象

 

 

 

 

エアーポケットで毛細管現象を解決

毛細管現象を解決

 

毛細管現象は密着して発生するため、

ハゼ部に凹みをつけて空間を設けることで毛細管現象を防いでいます。

 

特に屋根材の横のハゼ部分は段差がなく、水が浸入しやすいため、

カナメの屋根材では、横部分ではエアーポケットを3段にして水の浸入を防いでいます。

 

 

 

製品の水密性に関してはハゼがポイントとなりますが、

屋根の場所毎の工事方法も、とても重要なポイントです。

 

住宅の屋根での雨漏りポイント(工事で気をつける場所)は

こちらで解説させて頂いていますので、合わせてご覧下さい。

 

ここが多いぞ!屋根の雨漏りワースト5