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屋根のあの部位、なんて呼ぶの?


屋根と一言でいっても様々な部位からなっています。

「ちょっと屋根のてっぺんの部分がずれているのが気になるんだけど…」

と思っても名称がわからないから人に聞けない…なんて考えてしまいがちです。

そこで、今回は屋根の形状別で部位の説明を致します。

 

<寄せ棟屋根>

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写真 シンプルな横葺き屋根 タイマルーフM型

 

寄せ棟は屋根の一番てっぺんにある棟から四方向にまた棟が下がってきている屋根です。

 

①棟・主棟・大棟

屋根の頂上にある水平な部位で、棟(むね、ぐし)、主棟、大棟とも呼ばれる。

②屋根平面部

一般的な屋根の部分。平部(ひらぶ)とも呼ばれる。

③軒先

屋根の先端で、壁よりも張り出している部分。ここを利用して洗濯物を干すこともありますね。

④隅棟

主棟から軒先に向けて降りてきている棟。屋根面と屋根面のつなぎ部分。

⑤谷

屋根面と屋根面のつなぎ部分のうち、文字通り「谷」に成っており部分。

水が流れる排水機能を持つがゆえに、屋根で最も雨漏りがしやすい部位

⑥雨押さえ(あまおさえ)

屋根と壁の取り合い(つなぎ)の部分。

ここも雨漏りがしやすい部分なので注意が必要です。

⑦軒天(のきてん)

軒先の天井部分。軒先天井、軒裏天井とも言われる。

鳥の巣が作られたり、カビが発生したりして、傷んでいる事があるので要チェック。

  

★★こちらの記事もお勧め 「ここが多いぞ!屋根の雨漏り箇所ワースト5!」

 

 <切り妻屋根>

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写真 シンプルな横葺き屋根 タイマルーフM型

 

本を開いて四角に覆い被せた様な形の屋根のことを切り妻屋根といいます。

シンプルで一番雨漏りがしづらい形状で、業者としては施工しやすい屋根です。

 

 

①棟・主棟・大棟

寄せ棟屋根と同じく、屋根の頂上にある部位。

②破風(はふ)

部材の先端部分を隠すための板(破風板)、部位のこと。

③ケラバ

妻側(屋根の雨樋がないほう)にある端部のこと。窓への雨の吹き込みを防ぐ役割もある。

④庇(ひさし)

窓や出入り口に取り付けられる小型の屋根で、日よけや雨除けの役割がある。

⑤下屋(げや)

2階建てでいう1階の屋根の部分のこと。庇よりは大きい場合が多く、柱や壁を要する。

 

 

 <入母屋屋根>

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写真 和風金属瓦 カナメルーフ

 

入母屋(いりもや)屋根は神社仏閣の屋根に多く使われていて、

日本の伝統的な家屋に多く見られる屋根形状です。複雑な形状のため継ぎ部が多く、

難しいため、美しく仕上げるには熟練の技が必要となります。

 

 

①大鬼、鬼瓦

鬼飾りとも言う。棟の端に取り付けられ、雨水が浸入するのを防ぐ役割がある。

厄除けと装飾の意味合いもあり、その名のとおり鬼の顔を持ったものもあれば、

シンプル形状のものや雲形、植物形など様々ある。

②棟・主棟・大棟

寄せ棟、切り妻などと同じく、屋根の頂上にある水平な部位。

③降り棟(くだりむね)

棟、主棟からまっすぐ下に降りている棟。

④降り鬼(くだりおに)

降り棟、隅棟の先端に取り付けられている鬼。

⑤隅棟(すみむね)

降り棟から枝分かれし、妻側の屋根とのつなぎ合わせの部分の棟。

⑥妻

妻は「端」という意味があります。家の端、正面から見て両端の部分。

⑦軒先巴

巴(ともえ)は屋根の先端、軒先の飾り部分。

⑧垂木(たるき)

屋根の野地板を支えるためにある斜めの木材で、

屋根の頂上にある棟を構成するための「棟木(むなぎ)」から軒先に向かって取り付けられる。

 

いかがでしたか?

私たち屋根専門業者は、普段使い慣れているがゆえに、気をつけていてもお客様は解りづらい点があるかと思います。

もし、「どこのことを差しているのか解らない」という場合は担当者に遠慮無く聞いて下さいね。

 

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