見積もり取り方徹底ガイド
リフォームをしたいと思った時、
まず最初に気になるのが、
“ 費用がどれくらいかかるのか ”
という金額の点ですよね。
まずはおおよその金額を知るために見積もりを取ること。
できれば数社とって比較することが大切です。
見積もりを取る前に
■リフォームを取る内容をまとめる。
どこをどうしたいのか、
リフォーム部位や要望を
まとめてみましょう。
あらためて纏めることによって、
自分の考えが明確になります。
■概算を調べる
リフォームは既存の状態や製品によって値段はバラバラですので、
自分の家と同じものをネットで探すといってもなかなかそうはいきません。
なので、「大まかな」ということを認識した上で、近い事例を探し、
ざっくりとした金額を把握することが大切です。
■1人で判断しないで、家族に相談する。
見積もりをとってやろうと思っても、
奥様が反対など、家族の意見がバラバラだと時間がかかり、
自分だけでなく、業者にも迷惑をかけます。
見積もりの取り方
■要望をまとめる
今の原状と、不満をまとめておき、
どうゆうリフォームをしたいかを相談しましょう。
また、工事が終わってから、
やっぱりここも頼めばよかったとならないように、
要望を事前にまとめておき、打合せ時に担当者にきちんと伝えるようにしましょう。
■優先順位を伝える
リフォームは既存の状態や、技術的にできる範囲があり、
更に予算の中で納めるとなると、
すべての希望を叶えるのは難しい場合もあります。
たとえば老朽化を改善したいのか、
最新設備に変えたいのかによって、
提案してもらう価格の幅は広くなります。
「これだけは必ずやりたい事」
「製品はこれくらいのグレードがいい。」
「余裕があればここはやりたい。」
など優先順位をまとめておきましょう。
合い見積もり
お願いしたい業者がある場合でも、他に1,2社合い見積もりを取りましょう。
1社だけだと、金額が妥当なのか判断することができず、
後から「高かったかも…」
と後悔する原因となります。
■高すぎても安すぎてもだめ!
ただ、複数社見積もりを取って、一番安い所に
安易に決めてしまうのは危険です。
安すぎても製品の質が低いなど安物をつかっていたり、
未熟な職人が工事をする場合もあります。
逆に高すぎると、人件費がとても高かったり、
見積もりを最初に高めに出して、大幅値下げで
興味を引こうとする会社もあります。
特に、見積もりで詳細をかかずに
「 一式 」とまとめて出してくる業者もありますが、
こうゆう業者は危険です!
何にいくらかかるのか、製品代・工事費など詳細をきちんと明記してもらいましょう。
見積もりは内容によって、工法や製品が異なり、金額に差が出ていることもあります。
どうゆうリフォームをしたいか要望にあった内容で、
その中で妥当な金額だと判断したところにしましょう。
■金額だけで決めない!
また、金額だけでなく、業者の信頼度・工事品質・アフターフォローの体制など
トータル的に判断しましょう。
少し高いけど、自社製品で品質が良い
その後のアフターメンテがいらないのでトータル的には安い
などもありますので、長い目で判断することが大切です。
工事をお願いする会社を絞る
■業者を絞ったら
これからやりとりするであろう業者がきちんと対応できる会社かをしっかりみましょう。
・約束をきちんとまもれる会社、担当者か
・担当者だけでなく、上司もしっかりしているか
・わかりやすい説明をきちんとしてくれるか
・アドバイスをメリットデメリットきちんと教えてくれるか
など、やりとりの中で、担当者の人間性と会社の雰囲気が見えてきます。
倒産しないか、組織力はあるのかなどもHPなどを通して調べてみましょう。
時間があれば会社を訪問してみて、実際に働いている人を
見てみると会社の雰囲気が良くつかめます。
■工事をイメージをする
見積もり内容は納得したけど、この会社はどんな工事をしてくれるのだろう?と思ったら、イメージの具体化を相談してみましょう。
外壁であれば、色を変更したシミュレーションを作ってもらったり、
製品であれば、実際にショールームに行って詳細を確認します。
また、業者によっては相談すると、完工したお客様の家を見せて貰える所もあります。
施工中の現場見学会などを行っている時であれば、必ず行って確認してみましょう。
工事内容だけでなく、足場や工事の様子など、この時でなければ
確認することが出来ないこともあります。
いざ工事に!
業者・見積もり内容に納得がいったらいよいよ契約・工事です。
外装などは季節によっても工事内容が左右されますので、
雨や雪の時期を外したりと、工期の相談が必要です。
基本的には工事が始まれば業者に任せて大丈夫ですが、
すべて任せっきりではなく、
気になる所があったら質問してみたり
興味がある様子をアピールすることが大切です。
人生で何度もするものでもありませんので、
リフォームは計画的に、そして時間をかけてゆっくり検討して
業者を選んでいきましょう。