金属屋根のフッ素性能について

 

ガルバリウム鋼板とは鉄に亜鉛メッキを焼き付け塗装したものですが、

更にフッ素を焼き付けたフッ素ガルバリウム鋼板という素材があります。

通常のガルバリウム鋼板より更に耐久性が高くなり、

色あせや塗膜のヒビ・剥がれの心配がない素材です。
一度お手入れしたらもうメンテナンスが必要ない屋根がいい

という方には大変お勧めの素材ですよ。

フッ素ガルバリウム鋼板の構造

 

 

塗装が長持ち

塗装いらず
色あせの原因となる紫外線に強く、

長期間美しい外観を保つことができます。
今まで行っていた5~7年おきの塗装など

こまめなメンテナンスはもう必要ありません!

滑りがよい


雪落ちも良いので積雪地域では

雪おろしの心配がなく安心です。

金属屋根でも瓦調だと雪が落ちにくいのでは?

と思われがちですが、段になっている所で

自然とブロック分けされて逆に落ちやすい

という意外な雪落ちの特徴があります。

 

汚れがつきにくい

フッ素の性能
フッ素はきわめて滑りやすい化学物質の為、

水垢などの汚れを簡単に洗い流してくれます。
よく歯磨き粉でもフッ素配合とありますよね。

歯をフッ素でコーティングして、
汚れが付きにくくなるというのも

同じ考えですね。
もちろん屋根だけでなく外壁など

様々なところにフッ素は使うことができます。

 

 

 

 

通常のガルバリウム鋼板よりも価格は少しあがりますが、
その分耐用年数も長くなります。

 

フッ素だと塗膜保証がつく製品も多くありますが、

塗膜保証15~20年前後のメーカーが多いようです。

今の家が築何年なのか、

あと何年持たせる予定かを想定し、

メンテナンスの間隔を考えて塗膜材を選ぶと

賢い選択になりますね。