ここが多いぞ!屋根の雨漏りワースト5
住宅の雨漏りの経験なんて、一生のうちに数回しか経験しないでしょう。
でも、いざ起きると大変!
マンガやアニメでは「屋根の真ん中」の雨漏りイラストをよく見ますが、
実際の雨漏り住宅の雨漏りポイントは?
屋根の雨漏りポイント、ワースト5を発表!
実は屋根の真ん中、「平面部」ではほとんど雨漏りは発生しません。
室内の天井で真ん中付近に雨染みが出来ている場合も、
ほとんどは屋根の棟や壁の境界部分で進入した雨水が、天井裏の柱を伝って、
違う場所に雨染みを作っているんです。
雨漏りワースト1 【谷部(たにぶ)】
雨水が集中するところで、水の量も多く、ゴミなども溜まりやすいため、雨漏りが非常に多く発生します。
雨漏りワースト2 【壁との境界(側面)】
壁と屋根の異なる構造物がぶつかるところは、どうしても構造が複雑になり、雨漏りリスクが高まります。
さらに壁を伝ってきた雨水が、壁のひび割れ部分から侵入するケースも多くあります。
雨漏りワースト3 【壁との境界(正面)】
ワースト2位と同じ壁との境界部で、建物の正面側です。
壁側面とは違い、屋根から流れてくる雨水はありませんが、やはり雨漏りトラブルポイントです。
雨漏りワースト4 【隅棟(すみむね)】
屋根の頂上部にある棟の、下り方向にある「隅棟」が4位です。
棟は頂上部に位置し、長年の強風や積雪などにより固定ビスが緩むなどして、そこからの雨漏りを招いてしまいます。
雨漏りワースト5 【主棟(しゅむね)】
隅棟と同じく、屋根の最も高い位置にあり、その分、雨風による傷みやすい場所です。
隅棟に比べ流れる水が若干少ない分、同じように雨漏りが発生する場所です。
結 論 → 雨漏りは「はじっこ」で発生する!
以上のランキングからも雨漏りは屋根の端の部分で集中しています。
逆言うと、この「端の部分」の仕上がりが、業者の技術・経験を見るポイントです。
屋根工事の際には「屋根の端部分」の説明を業者に求めて下さい。
この質問でその会社の腕を知ることが出来ます。